私は、コロナによる長い待機期間のあと、2022年3月にやっとベトナム8期として、ハノイで活動することができました!
渡航の前日からハノイ入りまでは、すでにアップしています。
ここでは、【日本語パートナーズ】を希望しているみなさんが、
おそらく一番の難関と思っている『面接』について、
過去の記憶をたどりつつ、お伝えします。
日本語パートナーズに興味のあるが、
このサイトをご覧になっていると思います。
みなさんのお役にたてますように!
渡航前後は、こちら↑↑を。
応募の条件等については、こちら↑↑↑をどうぞ。
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面接への 準備のしかた。
私は、【日本語パートナーズ】について、知識0の段階から、いろいろなサイト情報を集めて、応募準備をしてきました。
一次合格の後の、二次選考でも、やはり、経験者からの情報が頼りでした。
私は、特に知り合いに経験者がいたわけではないので、生の声を聞けたのは
JFが企画してくださった「説明会」だけです。
あとは、もっぱら、サイト検索でした。
それでも、結構、対策はできたと思います。
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いろんなサイトで情報を集める。
いろいろなサイトを検索して、面接の状況や質問内容など、集めた情報を、エクセルデータにしました。
【集めた情報の一部・面接で聞かれたこと】
- 応募の動機
- この国を志望したか。
- 現地の先生とうまくいかないときは、どうするか。
- 現地では、冷たいシャワーしかないこともある。大丈夫か。
- アパートに虫が出ることもある。虫は、大丈夫か。・・・など。
受け答えを考えて、文にする。
次に、これらについて、ノートに自分だったらどう答えるか、受け答えをメモしていきました。
まあ、そのままエクセルに入力してもいいのですが、私はやはりアナログ傾向の人間なので、じっくり考えるときは、紙とペンにした方が、はかどりましたよ。
その後、頭を整理し、自然な言葉になるように考えながら、パソコンに打ち込みました。
考えた受け答えを、何度もやってみる。
最後は、自分の考えた受け答えをプリントアウトして、時々確認しました。
暗記力は、落ちているので、なかなか覚えられませんでしたが、文章どおりでなくても、言いたいことがきちんと伝わるように練習したのです。
面接に向かった飛行機の中でも、時折取り出して、確認しました。
私は、若い頃に受けた教員採用試験の前でも、ここまでの準備はしなかったと思います。
年齢も年齢だったので、チャレンジするチャンスはそうたくさんないなあと思い、結構【本気】を出しました。
長い教職員生活の中で、生徒に受験対策をしてきましたが、
自分自身が面接を受けたのは、わずかでした。
その受験対策の経験が、こんなところで役に立つとは、思いませんでした。
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面接会場の下見。(面接前日)
たしか、面接は、2月2日でした。
朝3時半ごろに目が覚めました。乗り遅れてはいけないと思っているので、目が冴えてました。
睡眠不足も気になったので、少し横になりはしたものの、やっぱり落ち着かず、起きることにしました。
北九州空港から、羽田。
羽田に着いたら、次の日に備えて、そのまま新宿に行き、国際交流基金の場所を確認しました。
当時は、交流基金がまだ四谷3丁目(4丁目だったかな?新宿御苑の近く)にあったので、
JR新宿から、15から20分ぐらい歩いていけること、昼ご飯を食べて、開始の時間まで待つところを確認。
その後、せっかくの【東京】ということで、新宿末廣亭・伊勢丹、と少し、ぶらぶらしてホテル泊。
私は、新宿御苑近くの APAホテルに泊まりましたが、とても便利がよかったです。
現在の国際交流基金は、四谷1丁目の 四谷クルーゼに移転していますから、JR四谷駅のすぐ近くになっています。
面接当日!
面接開始まで
2月3日。
いよいよ本日面接!という朝です。
朝起きて食事をバイキングでしっかりとり、その後、散歩で、体を整えます。
会場には、かなり早く着きましたが、早く来すぎるのもいけないようでしたので、
近くの店で、食事後、かなり長いお茶タイムをしました。
時間が近づいたので、交流基金のあるビルの受付場所に行くと、一番乗り。
まもなく、何人かの方が集まってきました。
担当職員の方がいらして、出席確認をした後、上の階に案内され、部屋で待機しました。
その部屋は、和室でした。
たしか、4人の方とご一緒でした。
テーブルを挟んで、4人で少しだけお話もしました。
名前はもう覚えていないのですが、私の同じく遠くからの方と、近くの方もいました。
まもなくお一人が呼ばれ、部屋を出て、面接の部屋に向かわれました。
さあ、面接です!
面接内容
私たちは、個人面接でした。
3人の面接官の方から私が尋ねられたことは、こんなことでした。
1 第一希望の国と自分の名前を言ってもらいます。(これは、初めに言われていました。)
2 派遣国の希望順は。
3 ベトナム小学生がここにいると思って、30秒で自己紹介をしてください。
4 どうしてベトナムを希望しているのか。
5 ハノイに行ったということですが、どんなことをしたのですか詳しく聞かせてください。
6 (私が以前ハノイに行ったときに、飛び入りで授業に入ったことを伝えた後の質問)そこでは、どんなことを教えたのですか。
【ここで、別の面接官に交代】
7 職場に、若い同僚がいると思いますが、昔とどういう違いがありますか。
8 あなたは、若い同僚の人からはどんなふうに言われますか。どう思われているようですか。
9 海外には何度か行っているようですが、どうですか。ホテルとは違い虫もいます。心配はないですか。
10 苦手な事は何ですか。
【別の面接官(年配の男性)】
11 経験も長くあるようですね。日本語教育能力試験を受けたんですね。
(「はい、合格しました。」の後)
アルクですか。
※これは、若い頃やっていた『アルク』という会社の通信教育のことを聞かれました。
ちなみに、私は、今回は独学でやったので、その話をしました。
12 日本語教師ではなくアシスタントで良いのですか。
13 一言で言うと日本語教育と国語教育はどう違いますか。
14 (あなたは)長く教師をしていますが、(日本語パートナーズでは)教師という経験がプラスになることもありますが、逆にマイナスになることもあります。
マイナスになるのはどんな理由だと思いますか。
15 そのマイナスを頭に置いて、どうしていくといいと思いますか。
16 小学生に教えることもあると思いますが、まだ日本語を知らない小学生に、どんなことを教えたらいいと思いますか。
17(前問の質問に対し、「・・・また、例えば、日本の歌、動きがあるもの、音節に合わせて音符があるあるようなものを取り入れるのもいいと思います。」と答えた後の質問。) 例えば?
18(前問の質問に対して「むすんでひらいて、とかですかね」と、答えた後の質問)じゃぁ、やってみてください。
びっくりしたので、「え?ここでですか?」と、尋ねると、「はい、歌っていいですよ」と言われました。
※内心、「わあ~来た~」と思いながら、「はい、じゃあ行きます」と言って歌い、踊りました。笑
19 「趣味」について英語で話してください。
※私は、書道について話しました。
【付け足し】です。確か、途中で、こんなことも 聞かれました。
20 日本語パートナーズの説明会には参加しましたか
21 ベトナムの方は、参加していませんでしたか。
22 困ったこととか言ってませんでしたか
以上。
面接で聞かれたのは、以上のようなことでした。
割と長い時間で、じっくりした面接だったと思います。
総じて、意外な質問は少なかったです。
面接では、
実際に、現地の活動をイメージして考えているかを
試されたように思います。
面接後
面接が終わると、すぐに帰宅しました。
前の待合室にはもどってこれないようになっていました。
結構長い時間でした。
しかし、逆に時間が長い分、話して行くうちに緊張も落ち着いてきて、言いたかったことは伝えられたように思います。
まとめ
以上、記憶をたどりながら、面接の準備から、面接当日までの流れでした。
いろんなサイトの情報が かなり役に立ったと思います。
準備をすることで、落ち着いて答えることもできます。
よかったら、このサイトの情報も、役立ててください。
さあ、みなさん。
いかがでしたか?
私は、この派遣で、短いながらも有意義な日々を送ることができました。
日本語パートナーズに興味のあるみなさんにも、是非、一歩を踏み出してほしいなと思います!
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