お茶のお稽古3月「利休忌・供茶・廻り花」

日本文化・行事

今日は、今年度最後のお稽古です。

「利休忌」「供茶」「廻り花を行いました。

「利休忌」とは

「利休忌」とは、次のとおり。

・・・利休の祥月命日は旧暦2月28日でありますが、新暦に換算しますと3月か4月になります。
表千家家元では、ひと月送りにして、新暦3月27日に利休忌の行事が催されています。
利休忌というのは、利休の流れを汲む門弟たちが一堂に集まって、利休の画像などをかけ、先ず茶湯(ちゃとう)をして、利休に茶を供え、一同で薄茶をいただき、利休の遺徳をしのぶ行事であります・・・ 「表千家不審庵」より抜粋

表千家不審菴:静聴松風:利休忌によせて[堀内宗心氏]

また、こんなサイトも見つけました。

表千家と裏千家を比べて書いています。

利休忌とは|表千家と裏千家の内容・着ていく着物
利休忌について、表千家・裏千家の各茶道流派ごとの内容と、ふさわしい着物、どういった行事か、を解説しています。利休忌では表千家も裏千家も供茶と七事式を行います。利休忌とは何か、一通り知っていただける記事です。

   ◆   ◆

今回は、「廻り花」もしました。

廻り花

「廻り花」とは、

廻り花は七事式のひとつです。江戸時代に考案された七事式は、遊びの要素を取り入れながら茶の技を磨くために行われるものです。

無学和尚による廻り花の偈頌(げじゅ)には

色即是空 凝思量即背

とあります。万物は本来は無であり、花を美しく見せようとするとかえって真実から逸(そ)れてしまい、品のないものになってしまう、というような意味です。亭主と客は交互に花を入れて楽しむとともに、無心に花を入れる修練をするのです。

廻り花では花台に用意された数々の花のなかから主にする花、そえになる花を二〜三種選んで入れます。与えられた花材から花入に合う花を素早く選ぶこと、前の人が入れた花と自分の花が重複しないことを心がけます。

花入は竹の二重切(にじゅうぎり)か三重切(さんじゅうぎり)を用いますが、これはほかの人が入れた花を抜くので少しでも長く楽しもうという心です。三重切は廻り花のために使う花入です。なお、廻り花ではお茶を点てて飲むことはしません。

                「NHKテキストビュー」より

今日の 「廻り花

ここから、お客全員で、お花を飾っていきます。

動画にしてみました。お花の変化をご覧ください。

廻り花

利休忌の様子

こちらも動画にしてみました。

2021利休忌

お茶碗

記念撮影 「先生、ありがとうございました。」

先生は、今期でご指導をおやめになります。

記念に、みんなで、写真を撮りました。

詳しい 「送別号」は 以下のページです。

ぜひ、ご覧ください。

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